「最果ての地」の皆様。はじめまして。いぬいあきら と申します。

「痕」二次小説を読みあさっているうちに、何故か自分が書くことになってしまいました。誰かに読ませることを前提に小説を書くことはこれが初めてなので、いろいろと目につくところばかりございますが、一生懸命書くつもりですので、至らぬ所は寛い心でお許しくださいませ。

「贄−にえ−」について幾つかの説明と紹介をしたいと思います。
タイトル 「贄」について

贄 にえ 神や王などへの贈り物。供物。犠牲。

このタイトルにはいろんな意味を込めてます。
作品の中でどう反映されて来るのかは、読んでご自分でご推察ください。
私が考えて込めた以上の意味を、きっとみなさんが見いだしてくれるものと思っています。

この話は初音ちゃんハッピーエンド直後からスタートします。

他のエンドと違い、かなり特殊な状況でのスタートですので「痕」未プレイの方や、しててももうどんな状況だったかな・・と思い出せない方はもう一度、プレイしてからお読みなることをお勧めします。

簡単に言うとヨークから脱出した二人が帰る途中に輝く船を見る、あのENDです。「もっとも残酷なハッピーエンド」という評もあるようですが(笑)
いろんな方の二次創作作品を読みましたが、純粋に初音HE後の作品というものに出会うことが出来ませんでした。ないなら自分でつくっちゃえ、と言うノリで書き始めました。もし、だれかそういう作品をご存じの方がおられましたら情報をお寄せくださいませ。お願いします。
最後に、こんな俺をおだて・・じゃない励ましてくれ、作品を書くきっかけを与えてくれ、その上パソコン超初心者の私をいつも丁寧に教えてくれる神様のような人 カワウソ様。 私が今もっとも尊敬する、二次小説界の偉大な旗手 樹様。発表の場を与えてくれた当HPの大家 くったく様。そして、読んでくださるすべての方に、心からの感謝を。 いぬいあきら
 
序章
 
贄 目次