追加 さわらぬ神に祟られっぱなし
この人には近寄らないほうがいい。本能的な恐怖を感じて俺は逃げた……
いや、正確には逃げようとした、が。
「君もそう思うだろう?青年」
「え……」
気づいていたのか!
「僕に力を貸したまえ。いや、僕と理奈の世界のために従え」
「誰がっ!」
「この能力は……そうか、お前も理奈と……許さん、ゆるさんユルサンユルサン……」
こうして最終決戦は始まった……
だからせかいがちがうって、第一、俺に何をしろと?
追加 複数の世界の浸食
「冬弥ぁ〜どぁい好きだぁ〜」
そういって走り寄ってくる彰。
いつもなら、3人のとりまきのメイドロボがふっとばす……って違う!
「近寄るな!俺のこの手が真っ青に凍るぅ、ひぃぃっさつ!フリィィィズフィンガァァッ!」
「なにぃぃぃっ!」
派手な背景と効果音を背負ってエビ反りで吹っ飛び、頭から落ちる彰。
しかし、何事もなかったように笑顔で起きあがる。
「ふふっ、冬弥もわかっているね。これが僕らの不器用な愛情表現だってことを!」
「あれを食らって立ち上がるとは……」
「さぁぁファイトしようよぉ冬弥ぁぁ」
これが、彰バーサークモード……って本当に助けてくれ〜(大泣)