煮ても焼いても食べれない〜 どうして〜
舌が回らないなんて〜 まさかね〜
私が私で〜いられない 長女が側にいるからね〜
陽気になるの〜 うそでしょ〜
キノコを食べたからね 〜
幼い頃からみんなが〜 知ってた〜
ただの料理じゃないってこと〜 いわゆる〜
私の知らないキノコ料理 きれいに並んで置かれてる
なにかが胸をつらぬいた〜 あぶないヤクみたいね〜
食後から記憶ない〜 食中毒?
長女には話せない
冷風が吹いてきた(ひゅううう〜)
淡い涅槃色見た(意識戻せない)
「へえ、楓。そう感じてるのね。」
「千鶴姉さん。もうチョベリバーて感じみたいなあ」
………… ザシュ!
「耕一さん、明日は大丈夫なお弁当をつくります。……必ず」