Kanonでタオの章 カワウソ
タオの章 第二部 四の章より
そんなもんでしょ(裕一&あゆ)
「…気功に房中術って言うのがある」
「うぐ?」
「陰陽交わるを持って和合をなす。とあるんだ」
「うぐ……」
「和合って言うのは、情感の高まり。つまり、エクスタシーなわけだってわかっていないだろ」
「……うぐぅ」
せめてもう少し聞いてからにして(裕一&栞)
「…気功に房中術って言うのがある」
「はぁ……」
「陰陽交わるを持って和合をなす。とあるんだ」
「エッチな事言う人、嫌いです」
はっきりいうなって(裕一&真琴)
「…気功に房中術って言うのがある」
「陰陽交わるを持って和合をなす。とあるんだ」
「和合って言うのは、情感の高まり。つまり、エクスタシーなわけで……」
くいくい
「裕一」
「ん?」
「もしかして、したいの?」
「…………」
話した私が馬鹿でした(その一)(裕一&舞)
「…気功に房中術って言うのがある」
「?」
「陰陽交わるを持って和合をなす。とあるんだ」
「……」
「和合って言うのは、情感の高まり。つまり、エクスタシー……」
どげしぃ!!
「舞さん、痛いんですけど……」
「……裕一が恥ずかしいこと言うから」
話した私が馬鹿でした(その二)(裕一&佐裕理)
「…気功に房中術って言うのがあるんだ」
「はい。男女の交わりで気を練り上げる方法ですね?陰陽交わるを持って和合をなすといってなかなか難しいとお聞きしていますけど……
(中略)
日本にも後醍醐天皇が帰依していた立川流というのがありましたし、……はえぇ?裕一さんどうされたんですか?」
「……なんでもありません」
そろいもそろってべったべた(裕一&名雪)
「…気功に房中術って言うのがあってだな」
「あ、知ってるよ」
「ホントか?」
「ちょっとまってね」
がちゃ、とたとた、がちゃ、ごそごそ、とたとた、がちゃ
「裕一、これ」
「タ○スにゴン?」
「防虫でしょ?」
(三秒経過)
「ええい、体に直接教えてやるっ!!」
「え、なに?裕一。だめだよ、きゃっ」
そのころ、一階
「了承」
おそまつ