納得されたらそれはそれでさみしい (タオの章 四部 九章)
「のんびり楽隠居でもするか。食うには困らないしな」
「確かに本心ね」
美冬が即座に頷く。
「……俺が悪かった」
似合わないことはしないで欲しい (タオの章 四部 九章)
微かに眼を細めた耕一は、考えを巡らしながらスッと手を差し出す。
美冬が持っていたボトルを差し出すと、ミネラルウォーターを口にした耕一は大きく息を継いだ。
「ふふふ、関節キス」
ぶはっ
風化したネタは使わない方がいい だったら使うなよ
(遙けき過去 二幕)
「おい…!?」
次郎衛門に呼びかけてから、アズエルは両手で頭を抱え込んだ。
アズエルは『ダリエリと戦い、勝てばエディフェルとの仲を認めてやる』そう言い放とうとしたのだ。
だが、いかんせん言葉が通じないのをすっかり失念していた。
先程の次郎衛門同様、アズエルは自分の不勉強を嘆いた。
「やってりゃよかった、公○式……」