恭也の目覚まし時計
 
 

「最初にみんなに言っておくが、いくらネタだからといって剣だの棍だの拳だの霊力だの雷だのロケットパンチだの吸血だの銃撃だのといった仕掛け等を目覚しとして用意しないように」
「そんなことしないよー」
「あははははは……」
「ちぇ……」
「承知いたしました」
「まぁ、おししょーですからねぇ」
「そんな仕掛けつくたって避けられるだけだし」
「恭ちゃんに、そんなことしたら、お返しに倍返しで不意打ちされそうだし」
「それに、おにーちゃん、ちゃんと起きるから目覚しなんていらないと思います」

 なのは、それはそのとおりだが、話が始まらないからな。

 さて、どのような目覚しかな……


 

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