「ボクの最後の願い……」
コント+とんち=回答不能(爆)
 

ア、アアンアンアンアン(あーるぐれいさん)

「ボクの最後の願い……」

 あゆは懸命に笑顔を作りながらも、何処からかマイクを取り出して歌いだした。

「奇跡もいらなきゃ、男もいらぬ。ボクは、も少し背が欲しいーー」

 あゆ、いったいお前はいつの生まれだー。
 
 

身長よりも……(あーるぐれいさん)

「ボクの最後の願い……」

 あゆは懸命に笑顔を作りながら言った。

「身長が無理なら、胸が大きくなりたいな」

 一瞬あっけに取られた俺だが、すぐに意味を理解した。

「よし、それなら、おやすいごようだ」
 
 ・
 ・
 ・

(以下自粛)
 
 

夕焼け小焼けで(あーるぐれいさん)

「ボクの最後の願い……」

 あゆは懸命に笑顔を作りながらも、何処からかマイクを取り出して、

「祐一君、最後にコント聞いてくれるかな」

 そう緊張しながら言った。

 そんなあゆに対して俺は、

「ああ、面白かったら拍手してやるよ」

 その言葉を聞いて、あゆは安心したような顔で言葉を続けた。

「では…」

 と、一呼吸置いた後、

「ボクが昔、患者だった頃、
 お母さんは死んじゃっていた。
 わっかるっかなーー、
 わかんねーだろうなーー」

 シャレになんねーー!?(汗)
 
 

願い事攻防戦 発端編(しゃむてぃるさん)

「ボクの最後の願い……」

 あゆは懸命に笑顔を作りながら言った。

「願い事を100個にしてください」
「古典的すぎ!」
「うぐぅ(泣)」
 
 

願い事攻防戦 展開編(しゃむてぃるさん)

「ボクの最後の願い……」

 あゆは懸命に笑顔を作りながら言った。

「願い事を10000……」
「もおええっちゅーねん!!」
「うぐぅ(泣)」
 
 

願い事攻防戦 完結編(あるごるさん)

「願い事を10000……」
「もおええっちゅーねん!!」
「うぐぅ(泣)」
「大体にして7年前に『願いを増やす願いはダメだ』って言っただろ…」

 あゆが、人形を抱きしめて、僅かに悲しそうな表情を見せる。
 だけど、それも一瞬のことだった。

「お待たせしましたっ」
 あゆの表情が、いつも通りの、本当にいつも通りの笑顔にかわる。

「それでは、ボクの最後のお願いですっ」

「お願いの人形を、100個にしてください! そうすれば残り一回×100で、100回のお願いだよっ!」
「とんちやってるんじゃないんだぞっ」
「お願いを増やしてとは一言も言ってないよ(ニヤリ)」
「うぐぅ…」

 祐一、あゆに完敗。(…て引っ張ってこの程度かいっ<ツッコミ)
 

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