―― 後書 ――
 

 どっとはらい、でしめたかった。

 ベータ版の書き始めから数えて二週間で完成。
 突貫工事ですが、随分素早くあがって自分でも得意になったのですが……

 実は本番はそこからだった……*1
 

「マイナーキャラを中心に据えよ!」

 を合言葉にお気に入りのキャラ柳川を主人公に。この人ホントにお気に入り。
 ならばと貴之。マイナーでヨーク。ヒロインは冷遇第一人者、梓。
 この段階でばら撒かれたピースが勝手に集まってきて、話が出来ていました。
 「痕」がいかに優秀かって思い知りましたね。
 

 途中で「あ、叔父と姪って、近親…」と気付きましたが後の祭り。*2
 おかげで二人の前世編は殆ど扱われぬままお蔵入り。ヤズユグ(仮)なる名前も用意していたんですが……柳川と貴之とアズ・リズ・リネの話、多少考えてあったのに。
 

 当初の予定では柳川リーダーで地球鬼 対 宇宙鬼のスペクタクルだったはずが、ベータ版で梓も千鶴も柳川も死んでしまうという暗黒な話に落ちてしまったので、何とかこ こまで修正。相変わらず宇宙鬼の出番を作れずに終わってしまいましたが……それはどうも次回に持ち越されるようです。(次があればですが)
 
 

 これが初めての作品になるわけですが、よろしければご感想をくださるとありがたいです。柳川のファンが増えると嬉しいですね。では。
 

 AHH 2000/夏
 

*1 
 最果ての地・カワウソ編集殿とのやり取りが新鮮かつ、大きな勉強になりました。
 もう、いろいろお世話になりました、ほんとに。ありがとうございます。
 

*2
 別の作家さんが柳川と梓の話書いてたのを後で読んだんですが……
 き、気にしない物なんでしょうか?わたしにゃ無理です。
 
 

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